2013-08-30

日傘

今年の夏は暑い…
連日の猛暑にいささか参っておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

ということで日傘が手放せない毎日ですので、日傘を作ってみることにしました.(唐突)

いつも使っていたミスドのポイントでもらった日傘ですが、少々くたびれています。このくらいの軽さが持ち歩くにはいいですよね。


224gでした。作る傘もコレを目標にしたい。

手作り日傘キットの骨だけで


184gありました。
この骨組み、ガッチリしています。丈夫そうです。

布は軽い方がいいなぁっと思って、候補の布を押し入れの布ストック(たくさんある、汗)から出してきました。

上2つがハワイアンプリント2種類とリバティプリント。


どれにしようかと迷いましたが、どれも柄合わせや、方向があるし、リバティのは日傘にするには柄がクドいかも…と、なんだかんだ自問自答し(この時間が長い)白地のハワイアンプリントにしました。


この生地は帯状のプリントの柄合わせがあるので、パターンを交互に置けず、1.6M使いました。(柄合わせがなくて交互にとれる場合は1.1m使用らしい)

生地を裁断できたら全体のバランスを見ながら柄合わせします。


こんな感じかしら?

配置が決まったら

番号のテープを貼っておくと縫い合わせる時に便利。

 


8枚のピースを縫い合わせました。中心は骨の先端が入るので少し開けて縫ってます。

縫い代の始末は

これ「伏せ縫い」とかいったっけ?忘れてしまいましたが、こんな感じの↑
縫い代の始末はロックミシンでもいい気もしましたが、ここは丁寧に作りました。

ミシンの作業は終わり、あとは布を傘の骨につけていきます。
ここの作業が結構大変でした。
型紙どおりに縫うとピッチピッチサイズで「あれ小さい?」と焦りますが、そこは引っ張り気味にして太口糸で布と骨を縫うと、パーンと張ってシワもタルミもない仕上がりに。
この時は対角線上に縫っていくとイイみたいです。

出来ましたよ。



裏。

折り畳むと


こんなん出来ました。
282g…少し重くなってしまいましたね。残念。

 

収納袋も作りました。


これは折りたたまない時

傘を折りたたんだ時は


底のヒモをボタンに留めて袋も小さくなり収納出来るようになります。

仕上げに…


UVをシャットアウトするスプレーをかけました。このスプレー、UVカット&撥水加工ができるようです。

んー、思っていたより細かい作業が多くて、制作時間がかかってしまいました。なれない作業で疲れました…とほほ。
作って改めて思ったのですが、市販の傘も最近かわいい柄も多いし、しかも軽量だったり、コンパクトだったりするので、市販ので十分じゃね?と(苦笑)
でも作るのも楽しくて愛着がでて良いですよね。
ま、手作りっていうのはこういう矛盾との戦いですよね。

今回製作した日傘キットはコレです↓型紙と説明書がついています。